卓球初心者が最初にやる練習メニュー|サーブ・ラリー・フットワークの始め方

卓球コラム

卓球を始めたばかりの方に向けて、最初に取り組みたい練習メニューを紹介します。サーブ、ラリー、フットワークの基本を、無理なく楽しく続けられる流れで解説します。

卓球初心者は、まず「強く打つ」より「続ける」ことから

卓球を始めたばかりの方は、ついスマッシュや速いボールに目が行きがちです。

テレビや動画で見るような鋭いドライブ、相手コートに突き刺さるスマッシュ。
ああいうプレーを見ると、「自分もあんなふうに打ってみたい」と思うのは自然なことです。

ただ、初心者のうちは、いきなり強いボールを打とうとすると、ボールがネットにかかったり、台から大きく飛び出したりしやすくなります。

最初に大事なのは、強く打つことではありません。
まずは、相手のコートに入れること。
そして、ラリーを少しでも長く続けることです。

卓球は、力だけでなく、タイミング、角度、足の位置、体の向きが大事なスポーツです。
最初はゆっくりで大丈夫です。むしろ、ゆっくり丁寧に打つ方が、後から上達しやすくなります。

この記事では、卓球初心者の方が最初に取り組みやすい練習メニューを、順番に紹介します。

まずはラケットとボールに慣れる

ラケットの持ち方を確認する

最初に確認したいのは、ラケットの持ち方です。

卓球には主に、シェークハンドとペンホルダーという持ち方があります。
初心者の方には、握手をするように持つ「シェークハンド」がなじみやすいかもしれません。

大事なのは、力いっぱい握りしめないことです。

ラケットを強く握りすぎると、手首や腕が固まり、ボールの調整がしにくくなります。
最初は、ラケットが落ちない程度に軽く持ち、腕全体をリラックスさせる意識で構いません。

「きれいなフォームで打たなければ」と考えすぎる必要はありません。
まずは、ボールがラケットに当たる感覚に慣れていきましょう。

ボールつきで感覚をつかむ

いきなり台を使ってラリーをする前に、ラケットの上でボールをポンポンと弾ませる練習もおすすめです。

最初は10回続けば十分です。
慣れてきたら20回、30回と少しずつ増やしてみましょう。

この練習では、ボールを強く弾ませる必要はありません。
ラケットの角度を少し変えるだけで、ボールの飛び方が変わることを感じるのが目的です。

ボールが前に飛んでしまう。
横に逃げる。
高く上がりすぎる。
すぐ落ちる。

こうした失敗も、全部大事な感覚づくりです。
卓球の上達は、まず「ボールとラケットの会話」から始まります。

フォアハンドでゆっくり打ってみる

最初は大きく振りすぎない

台で打つ練習を始めるなら、まずはフォアハンドからがおすすめです。

フォアハンドは、利き手側で打つ基本の打ち方です。
右利きなら体の右側、左利きなら体の左側で打ちます。

初心者のうちは、腕を大きく振り回す必要はありません。
大振りになると、ボールに当たる位置がズレやすくなり、安定しにくくなります。

最初は、ラケットを軽く後ろに引いて、前に押し出すくらいのイメージで十分です。

強い球を打つよりも、まずは相手コートに入れること。
そして、同じような軌道で何本か続けることを目標にしましょう。

ボールの高さをそろえる

フォアハンド練習では、ボールの高さも意識してみてください。

高く上げすぎると、相手に打ち込まれやすくなります。
逆に低すぎると、ネットにかかりやすくなります。

初心者のうちは、ネットの少し上を通すくらいの高さを目指すと、ラリーが続きやすくなります。

もちろん、最初から毎回同じ高さにそろえるのは難しいです。
でも、「なんとなくこのくらいの高さで返そう」と意識するだけでも、打球は少しずつ安定していきます。

バックハンドも少しずつ練習する

苦手でも避けすぎない

フォアハンドに慣れてきたら、バックハンドも少し練習してみましょう。

バックハンドは、体の正面から反対側寄りで打つ打ち方です。
最初は窮屈に感じる方も多いです。

「フォアは何となく打てるけど、バックは全然入らない」というのは、初心者にはよくあります。
でも、試合やラリーでは、都合よくフォア側にだけボールが来るわけではありません。

バックハンドも少しずつ慣れておくと、ラリーが続きやすくなります。

ラケット面を相手に向ける

バックハンドで大事なのは、ラケット面の向きです。

面が上を向きすぎると、ボールが浮きます。
下を向きすぎると、ネットにかかります。

最初は、ラケットの面を相手のコートに向けるようにして、軽く前に押し出すだけで構いません。

バックハンドも、強く打つ必要はありません。
まずは、台に入れる。
次に、相手が返しやすい場所に返す。

この順番で十分です。

サーブ練習は一人でも取り組みやすい

卓球はサーブから始まる

卓球の練習で、初心者の方にも取り組みやすいのがサーブ練習です。

サーブは、相手がいなくても練習できます。
一人で卓球場を利用する場合も、サーブ練習なら集中して取り組みやすいです。

卓球の試合は、必ずサーブから始まります。
つまり、サーブが安定すると、それだけで試合の入り方が楽になります。

最初は、難しい回転をかけようとしなくて大丈夫です。
まずは、ルールに沿って、相手コートに確実に入れることを目標にしましょう。

短いサーブと長いサーブを試してみる

サーブ練習では、短いサーブと長いサーブを打ち分けてみるのもおすすめです。

短いサーブは、ネット近くに落とすサーブ。
長いサーブは、相手コートの奥に向かって出すサーブです。

初心者のうちは、思った場所に出すのは簡単ではありません。
でも、何度も打っているうちに、ラケットの角度や力加減が少しずつ分かってきます。

「このくらい押すと長くなる」
「少し弱くするとネット近くに落ちる」
「面が上を向くと浮きやすい」

こうした感覚を覚えていくことが、サーブ上達の第一歩です。

ラリー練習は「相手が返しやすい球」を意識する

勝つより、つづける練習をする

二人以上で練習できる場合は、ラリー練習がおすすめです。

ただし、初心者同士で練習するときは、最初から勝負を意識しすぎない方が楽しめます。

ラリー練習の目的は、相手を打ち負かすことではありません。
まずは、お互いに返しやすいボールを送り合うことです。

相手の正面にゆっくり返す。
強く打ちすぎない。
コースを狙いすぎない。
失敗してもすぐやり直す。

このくらいの気持ちで始めると、卓球が一気に楽しくなります。

10回続けることを目標にする

最初の目標は、ラリー10回で十分です。

10回続いたら、次は20回。
20回続いたら、少しだけコースを変えてみる。

こうやって、少しずつ段階を上げていくと、無理なく上達できます。

初心者のうちは、ミスを減らすことが大事です。
速いボールを1本決めるより、ゆっくりでも10本続けられる方が、基礎はしっかり身につきます。

フットワークは小さな一歩から

卓球は腕だけのスポーツではない

卓球というと、ラケットを持つ手に意識が向きやすいですが、実は足の動きも大切です。

ボールの近くにきちんと移動できると、打ちやすくなります。
逆に、足が止まったままだと、無理な姿勢で打つことになり、ミスが増えやすくなります。

とはいえ、最初から本格的なフットワーク練習をする必要はありません。
まずは、ボールに合わせて小さく一歩動く意識を持つだけでも十分です。

打ったら少し構え直す

初心者におすすめなのは、打った後に軽く構え直すことです。

ボールを打ったら、その場で終わりにしない。
次のボールに備えて、ラケットを体の前に戻す。
足を少し開いて、次に動ける姿勢を作る。

これだけでも、次のボールへの対応がかなり変わります。

卓球はテンポの速いスポーツです。
だからこそ、打つ前だけでなく、打った後の準備が大切です。

初心者におすすめの練習の流れ

初めて練習する場合は、次のような流れがおすすめです。

まずは軽く体を動かして、ラケットとボールに慣れます。
そのあと、フォアハンドをゆっくり練習します。
慣れてきたらバックハンドも少し入れてみます。
一人の場合はサーブ練習を中心に、二人以上ならラリー練習を増やしていきましょう。

時間の目安としては、1時間なら次のような形でも十分です。

ボールつき・準備運動 5分
フォアハンド練習 15分
バックハンド練習 10分
サーブ練習 15分
ラリー練習 15分

もちろん、きっちり時間通りにやる必要はありません。
楽しく続けられることが一番です。

疲れたら休む。
うまくいかない日は、サーブだけでもいい。
友達や家族と来た日は、ラリー中心でもいい。

その日の気分や人数に合わせて、無理なく練習してみてください。

スマッシュは慣れてからで大丈夫

初心者の方がやりたくなる練習のひとつがスマッシュです。

もちろん、スマッシュは卓球の楽しさのひとつです。
うまく決まると気持ちいいですし、盛り上がります。

ただ、最初からスマッシュばかり練習すると、フォームが崩れたり、ラリーが続かなかったりすることがあります。

スマッシュは、ある程度ボールに慣れてからでも遅くありません。

まずは、ゆっくり打つ。
相手のコートに入れる。
ラリーを続ける。
サーブを安定させる。

この土台ができてくると、スマッシュも少しずつ打ちやすくなります。

派手な一撃より、安定した一球。
初心者のうちは、ここを大事にすると上達しやすくなります。

ピンポン館で練習するときのポイント

ピンポン館では、卓球初心者の方でもご利用いただけます。
貸しラケットやボールもありますので、まずは気軽に卓球を楽しんでみたい方にも利用しやすい環境です。

一人で利用する場合は、サーブ練習やフォーム確認などが中心になります。
ラリー練習をしたい場合は、ご家族やお友達と一緒に来ていただくか、事前にご相談ください。

また、室内用シューズをお持ちの方は、持参していただくと安心です。
動きやすい服装、タオル、飲み物もあると快適です。

「卓球を始めたいけど、何から練習すればいいか分からない」
「久しぶりに体を動かしたい」
「親子や友達同士で卓球を楽しみたい」

そんな方は、まずは短い時間からでも大丈夫です。
最初から上手に打てなくても、ボールを追いかけているうちに、少しずつ体が慣れていきます。

卓球は、年齢や経験を問わず始めやすいスポーツです。
無理なく、楽しく、まずは一球から始めてみてください。

まとめ

卓球初心者の方は、最初から強いボールやスマッシュを狙う必要はありません。

まずは、ラケットとボールに慣れること。
フォアハンドとバックハンドをゆっくり打ってみること。
サーブを安定させること。
相手がいる場合は、ラリーを続けること。

この流れで練習していけば、少しずつ卓球の楽しさが分かってきます。

卓球は、上手な人だけのスポーツではありません。
初心者でも、親子でも、学生でも、シニアの方でも、自分のペースで楽しめます。

高知市で卓球を始めてみたい方は、ぜひピンポン館をご利用ください。
まずは気軽にラケットを握って、楽しく体を動かしてみましょう。

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